現在フジテレビへはスポンサー企業がCMなどを差し止めている状態。この原因となったのは先週行われた記者会見が参加メディア・動画などの撮影を制限したこと。今日行われている会見を受けて、スポンサー企業は前回より丁寧に説明していると感じているという。ただ「会社を変える・ガバナンス改革に具体的なものがない、会長・社長の辞任で会社が変わるのか」「現時点では立場は変わらないがガバナンスに問題があり責任をとったというのは話が進んだ印象がある」などといった意見も聞かれたという。フジテレビは嘉納会長と港社長の辞任を発表、しかし日枝久相談役については言及されなかった。ここに関して「トカゲの尻尾切りのような印象、日枝相談役が出てこなことでなんの反省なのかわからない」といった意見や「日枝相談役がやめなかったこで、根本的な解決につながらない」などといった厳しい意見が聞かれた。日枝相談役が会見に出席しなかったことに関して、あくまでもフジテレビの問題だからとし、今後どのような責任をとるかが重要とした。ここに関してスタジオでは「フジテレビ側の理論でしかない」とし、スポンサー企業は企業統治に問題があると見ているとした。またCMの再開に関しては3月の第三者委員会の発表を待つことになるだろうとしたという。また日枝氏は現在相談役で、仮に取締役会などで解任する決議が出ても解任はできない、株主総会などでないとできないなどと解説した。