- 出演者
- 今村涼子 井澤健太朗 佐々木快 森山みなみ
現在フジテレビへはスポンサー企業がCMなどを差し止めている状態。この原因となったのは先週行われた記者会見が参加メディア・動画などの撮影を制限したこと。今日行われている会見を受けて、スポンサー企業は前回より丁寧に説明していると感じているという。ただ「会社を変える・ガバナンス改革に具体的なものがない、会長・社長の辞任で会社が変わるのか」「現時点では立場は変わらないがガバナンスに問題があり責任をとったというのは話が進んだ印象がある」などといった意見も聞かれたという。フジテレビは嘉納会長と港社長の辞任を発表、しかし日枝久相談役については言及されなかった。ここに関して「トカゲの尻尾切りのような印象、日枝相談役が出てこなことでなんの反省なのかわからない」といった意見や「日枝相談役がやめなかったこで、根本的な解決につながらない」などといった厳しい意見が聞かれた。日枝相談役が会見に出席しなかったことに関して、あくまでもフジテレビの問題だからとし、今後どのような責任をとるかが重要とした。ここに関してスタジオでは「フジテレビ側の理論でしかない」とし、スポンサー企業は企業統治に問題があると見ているとした。またCMの再開に関しては3月の第三者委員会の発表を待つことになるだろうとしたという。また日枝氏は現在相談役で、仮に取締役会などで解任する決議が出ても解任はできない、株主総会などでないとできないなどと解説した。
フジテレビが会見。フジ・メディア・ホールディングス・フジテレビ 嘉納修治会長は、本日付でフジテレビジョン並びにフジメディアHDの代表取締役会長を辞任すると発表。フジテレビ・港浩一社長も、フジテレビジョン代表取締役社長とフジメディアHD取締役を辞任したと発表した。批判を浴びた17日の会見については、一部のメディアに限定しテレビカメラを入れない形で行うという判断はテレビ局としての透明性や説明責任を欠くものだった、カメラから逃げたと言われても仕方ないことだった、メディアの信頼性を揺るがしたことを痛感しているとして謝罪した。その後清水賢治フジメディアHD専務が登場しフジテレビ新社長に就任したことを発表した。中居正広氏と女性とのトラブルの経緯について、女性からはとにかく事案を公にせず他者に知られず仕事に復帰したいという強い意向があった、女性の意思を尊重し情報が漏れることのないよう極めて機密性の高い事案として情報管理を行った、事案の性質から最終的には社長まで報告されたが社内では数人のみが知る状況であり社長への報告は23年8月だった、直接的なコミュニケーションが難しい期間もあったが医師の指導を仰ぎながら適宜連絡し医師による面談も続いたと説明した。中井氏への対応については、もし正式な調査に着手することで新たに多くの人間が知ることになると女性のケアに悪影響があるのではないかと危惧したから、仮に調査を受けた中居氏から女性に連絡がいくようなことがあればさらに傷つけてしまうのではなかという考えもあったため積極的に聞き取りを行わなかった、女性とは医師を通じたコミュニケーションしかできず繊細なことを確認しにくい時期もあり状況が安定するまで待とうと考えたと説明。一方で23年7月に中居氏から弊社社員に連絡があり中居氏が女性とは異なる認識を持っている事を把握、当事者以外が介入しづらい難しい問題ととらえ、当事者間で示談の動きが進んでいくとの情報が加わったことも調査を躊躇する一因になったと説明した。その後もフジテレビは中居氏のレギュラー番組を継続していたほか、新たに単発の特番に起用していた。これは「まつもtoなかい」は23年4月に始まったばかりのばんぐみで唐突に終了することで憶測を呼ぶことを憂慮し番組中止という大きな動きを控えたいと考えた、24年1月に出演者である松本人志氏が芸能活動を中止し番組出演を休止することになった、この件を理由に番組を終了する機会があった可能性があるが「だれかtoなかい」と変更になり番組出演は継続された、その間社内での情報共有も限定されていたことから単発番組への出演が続いていたと説明した。
中居正広氏の女性トラブルへのフジテレビ社員の関与については、現時点でも社員Aが問題の食事会そのものに関与はしていないと判断している、24年7月女性が社員らと面談した際にさまざまな話題の中で社員Aに対する嫌悪感を示したことがあったが、面談した社員らは社員Aが中居氏と女性の関係に対して問題のあるような関わりがあると認識しなかった、よって社員Aに対する事実確認までは行わなかった、その後昨年末の報道の段階で社員Aが中居氏と女性の件に直接の関与があったかのような指摘を受け存在が取り沙汰された、報道によれば女性は中居氏から社員Aを含む会食に誘われたが他の参加者は直前にキャンセルし中居氏と2人きりになりそこで意に沿わない行為を受けたとされると説明した。社員への調査の詳細については、記事を確認後社員Aに聞き取りを複数回おこなったが当日の食事会そのものの存在を把握しておらず会の設定・キャンセルしたこともないと話した、社員Aはスマートフォンのショートメッセージやライン等の履歴も提出した、当該食事会が行われたとされる日の前後のやり取りを確認したが社員Aと中居氏・女性とのやり取りにおいて社員Aの関与をうかがわせる内容のものは確認できなかった、一方で中居氏に対しも複数回の聞き取りを行ったが社員Aは当該食事会に関わっていないと話した、これらを受けて昨年12月27日ホームページに社員Aの関与を否定する旨のコメントを出したと説明した。初めて明らかになったこととして、一部報道によると当該食事会の前の5月に社員Aが中居氏宅で行われたバーベキューに女性を誘い接待要員のように扱って参加したとされる、これについて聞き取りの結果社員Aが女性に声をかけて中居氏所有のマンションでバーベキューに参加したことが確認された、参加者は中居氏を含む10ほどだった、中居氏もバーベキューの存在を認めているが女性とどんなやり取りをしたのか等は現時点で詳細を確認できていないと説明した。
フジテレビの会見を受けスポンサー企業からは、CMを差し止めたD社「スポンサー企業として、会社としてはきょうの話を受けてCM再開などをきょう中に何かというのはないと思う」、E社「具体的にガバナンス改革をどうするのかがない印象」、A社「トカゲのしっぽ切りみたいに見えてしまう、権力構造の中で一番上に君臨する日枝相談役が出てこないので何に対しての引責辞任なのか見えない」、B社「生まれ変わろうとしている感はないと感じた」、C社「これだけで判断することは難しい」などの声が聞かれた。フジテレビの一連の問題では75社がフジテレビでのCM放映を見合わせている。日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会の調査報告書は3月をめどに提出される予定。原則としてCMをACジャパンに差し替えた場合、企業などに広告料が戻ることはないがフジテレビは代理店を通じて企業に対し、今月までの差し替え分の料金を請求しないと伝えた。2023年度、フジテレビのCMによる収入は約1473億4800万円(フジメディアホールディングス)で、12カ月で割ると1カ月あたり約123億円となる。企業からのCM収入が無くなればフジテレビの経営に大きな影響を及ぼすとみられる。
フジテレビが会見。スポンサー企業からCM再開の動きはあったのか。スポンサー企業からは、A社「社内的には3月の見解が出てこないとCM再開については進めないのではという声が多い」、G社「ガバナンスに問題があったと判断し、責任を取ったということは話が少し進んだ印象」などの声があったと紹介。
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フジテレビが会見。日枝久代表が会見に出席していない理由と日枝氏の進退はとの質問。嘉納修治会長は、日枝氏に相談したり知恵を借りることはあるが日常の業務は自分と港社長で決めていたので、今回の話はフジテレビの業務の範囲内なので業務執行をしない相談役はいないと回答。日枝氏が取締役会で自身が責任を取るべきなどの発言はあったかとの質問。嘉納修治会長は、特段そういったことはないと回答。
フジテレビの会見で日枝久相談役に関する質問が相次いだことについて河西邦剛弁護士は、フジ・メディア・ホールディングスの体制を物語っている、日枝氏が出席しないことについて質問される事は予想できたのに取締役会では説得できなかった、現に質問が集中したが出席者は苦しい弁明に追い込まれた、これを見たスポンサー企業は信頼を回復するには至っていないと判断する可能性がある、トカゲの尻尾切りであって頭の部分は変わらないと世の中には見えていると解説した。
フジテレビの会見にて日枝久氏が出席しなかったことについてスポンサー企業の反応を紹介。CM差し止めをしている企業F社からは、港さんに責任を押し付けていると捉えられても仕方ない、一緒に会見に出て説明すべきとしている。E社は、会見そのものより、この会見が視聴者や購買者にどのように伝わって信頼回復が進んでいるのかを見たい、消費者が納得したという空気感が伝わってから我々企業の判断があるとしている。河西邦剛弁護士は、日枝氏が出席しなかったことによってこれだけ役員達が批判を受けていることについてはより強い批判があると思う、会社法上は他の役員も日枝氏を解任できないと解説した。某省庁幹部の意見として、日枝氏については処分もない、フジテレビ全盛期を作ってきてタレントとの付き合いなど含め礎を築いてきたはずとの話を紹介。河西邦剛弁護士は最大のポイントとして株主と労働組合が日枝氏にどう接触するかが大きなポイントになると話した。
フジテレビの会見。新入社員の親にフジテレビは安全と言えるかと質問。清水賢治新社長は、これからの先の信頼回復に向けて改善策を打っていく。確実に実行することで新入社員が少しでも安心できる材料を作ると回答した。フジサンケイグループ代表・日枝久氏を辞めさせる考えはないのかとの質問。金光修社長は、直接的な関与という立場ではあるが影響力は大きい、企業風土の礎を作っていることは間違いない、直接的関与での登壇はないが遠因という意味で捉えた場合は第三者委員会でも調査項目になっていると思うので一つの目安である、例外なく全役員に対してあるべき姿での体制を作らなければいけないという思いは共通していると回答した。今回の件で日枝氏に相談はあったのかとの質問。港浩一社長は、相談はしていないと回答。中居氏の番組継続は誰が判断したのかとの質問。港浩一社長は、女性のコンディションが難しく何が刺激になるか分からない状況だったので終了時期のタイミングを探っていたと回答。
フジテレビの会見のようすを紹介。フジメディアホールディングス・フジテレビ・嘉納修治会長は、社として人権に対する意識の不足から十分なケアができなかった当事者の女性に対し心からおわび申し上げたい。本日付でフジテレビ並びにフジメディアHDの代表取締役会長を辞任する。港浩一社長も辞任すると発表。港浩一社長は、先日の会見について一部メディアに限定し、テレビカメラを入れない形で行う判断はテレビ局としての透明性や説明責任を欠くものだった、カメラから逃げたと言われても仕方のないことだった、メディアの信頼性を揺るがしたことを痛感していると謝罪した。自分たちの力で検証作業する考えはないのかとの質問。遠藤龍之介副会長は、何らかの形で、当然メディアとしてそういうものをやらなくてはならないと回答した。清水賢治新社長は、信頼回復なくしてフジテレビに未来はないと語った。ほかの役員がやめない理由はとの質問。遠藤龍之介副会長は、全員すぐ辞めるのは明日からの業務執行に差し支える、暫定的なものである種の役割を終えたらそのぞれの立場で責任を取っていくと回答した。
フジテレビの会見のようす。女性と中居さんはお付き合いしてなかったが中居さんの自宅に行ったのは仕事の延長線と考えるのが筋だと思うとの質問。港浩一社長は、社員Aが特定の日に関係がないと判断したのはヒアリングや通信履歴確認、中居氏への確認などから関与していないと表明した、その前後の食事会等について業務ととらえていたかどうかは分からないが背景やつながりは第三者委員会で調査していただきたいと回答した。女性を接待要員として同席させる認識はあったかとの質問。港浩一社長は、タレント・番組出演者と会食や打ち上げなどがあり共演している女性アナウンサーが参加することはある、接待要員としてとは私自身は考えたことはないと回答した。なぜ日枝氏が会見に居ないのかとの質問。遠藤龍之介副会長は、嘉納と港が退任。取締役もそれぞれの出処進退について色々な方向で色々な人間と語っていると回答。日枝相談役が会見に出てこないことと進退が発表されていない件についての質問。嘉納修治会長は、日枝取締役は相談役、日常の業務は私と港で決めていた、今回の話はフジテレビの業務の中でのことで日枝は業務執行はしないと回答した。金光修社長は、影響力は大きい、企業風土の礎を作っていることは間違いないと話した。
フジテレビの会見についてまとめ。港社長が「日枝氏は今回の件に関係はしていない」と発言したことについて河西邦剛弁護士は、実際にこの通りで週刊誌報道で知った可能性がある、同じ取締役会で遠藤龍之介副会長が年末に取材が来て初めて中居氏のトラブルを知ったと発言している、港浩一社長は取締役会で共有していなかった可能性が高く日枝氏を含めて中居氏のトラブルについては他の役員も報道で知った可能性があると話した。また日枝氏のことに質問が集中するのはフジ・メディア・ホールディングスの企業風土を作った根幹にいる人だからだと解説した。日枝氏がについては、影響が非常に大きい人物が会長や社長の他にいるのは企業統治の関係で問題があると話した。今後のポイントは労働組合で、役員会の方で日枝氏の退任を実現できなかったため労働組合が窓口になって会社と交渉していく、場合によっては株主が労働組合を支持して日枝氏の退任を求めていくことはあると話した。
今夜から明日の関東の天気を伝えた。
きのうニューヨークで行われた全米野球記者協会NY支部主催夕食会。MVP受賞スピーチを行ったドジャース・大谷翔平。ロサンゼルスの山火事を考慮しニューヨークでの授賞式ディナーは欠席。大谷がビデオメッセージでスピーチ。MLB史上初となる50-50を達成、チームを4年ぶりのワールドシリーズ制覇に導いた昨シーズン。大谷は支えてくれたチームメートやコーチ、スタッフやファン、急きょ通訳として大谷をサポートしたアイアトン氏にもお礼の言葉を伝えた。特に印象的だったのは「マイビューティフルワイフ」と表現した真美子さんに想いを伝えた場面。カリフォルニアのジュエリーメーカーはドジャース選手とは別に妻や恋人に贈られるチャンピオンズリングを公開。真美子さんに贈られる指輪には「OHTANI17」と刻まれている。今回の大谷選手の英語スピーチはメジャー挑戦後最長となる2分58秒だったがそのうち1分14秒がロサンゼルスの山火事に関することだった。
フジテレビの会見が続いている。フジテレビは、会長・社長の退任は暫定的。他の役員も役割を終えたら責任をとるとしている。河西邦剛弁護士は、労働組合・株主がどう動くかに注目としている。