政治資金規制法の改正に向け、自民党や野党が提出した法案の審議が衆議院の特別委員会で始まった。国会記者会館から中継。午後4時からの委員会では自民党や立憲民主党などがそれぞれの案の趣旨を説明したが、政党から議員に支給され公開の義務がない政策活動費の扱いなどを巡り、各党の違いが際立っている。自民党が使い道を項目ごとに報告としている一方、立憲民主党などは支給の禁止を求めている。特別委員会に先立つ参議院の予算委員会でも争点となった。今後は委員会審議という表舞台とは別に、立憲民主党の議員が与党の公明党の元を訪れ、自分たちの案を説明するといった動きも見受けられ、月内の衆院通貨を目指す自民党を含め、各党が歩み寄れる余地を探る形となる。
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