昨日投開票された韓国の大統領選挙は革新系野党の李在明氏が勝利し、3年ぶりの政権交代を果たした。韓国の国会内では現在李在明氏の就任式が行われていて、演説で社会の分断を克服すると宣言した。今回の大統領選挙の投票率は79.4%と国民の高い関心がある中で、李在明氏は得票率49.4%と与党の金文洙氏に8ポイント差を付けて勝利した。革新系の大統領誕生は3年ぶりで、所属する共に民主党も国会で過半数を占めており、与党が過半数を握った状態で政権を発足させるのは2013年の朴槿恵政権以来となる。李在明氏は過去に日本を敵性国家と表現するなど反日姿勢を見せていて、今後どういった対日外交を展開するかが注目されている。