野村グループ・藤井摩耶さんは「ここ数ヶ月、マーケットの注目のテーマは4月末、スタグフレーション懸念、5月追加利上げの可能性、6月初め景気後退と激しく移り変わっています。市場テーマの移り変わりに合わせて、株でもメガテックや景気敏感、ディフェンシブなど先行銘柄の変化が見られています。先週末に発表された雇用統計では、非農業部門雇用者数が27万人強と市場の予想を大きく上回りました。市場はどちらかといえば雇用統計の下振れを警戒しており、今回の強い雇用統計は衝撃的でした。雇用の強さが確認できたことで、景気懸念は薄れ、再びインフレに焦点が移りそうです」などと話した。