- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆
オープニング映像が流れて挨拶を行った。
きょうのラインナップを紹介。まずは韓国のユン大統領の弾劾が妥当だとする決定を言い渡したニュース。ユン大統領が罷免されたことを受けて行われる大統領選挙は6月3日の投票が有力であると伝えられていて与野党による支持拡大に向けた動きが活発化する見通しである。
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- ユン・ソンニョル
きょうユン大統領が罷免・失職したことを受け、60日以内に大統領選挙が実施となる。その投票日は”6月3日が有力”と報じられている。去年12月は政党の支持率は与党「国民の力」が24%に対し、最大野党「共に民主党」は48%と大きく差がついていた。ただことし1月中旬の調査では支持率が逆転する現象となり「共に民主党」が”首相に対し弾劾議案を可決”されたことに批判が高まったことが背景にあると報じられた。そして今日発表された調査ではまた「共に民主党」がリードとなった。将来の大統領にふさわしいと考えられているのは調査によると、最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表が最も多かった。
「ユン氏支持者 どう受け止めたか」に対し、大谷暁ソウル支局長は「落胆の色は隠せないのが実情だが与党「国民の力」も憲法裁判所の決定を謙虚に受け入れるとしている」などと話した。「どのような選挙に」に対しては、大谷暁ソウル支局長は「各種世論調査を見ると現時点では野党側が優位に見える」などと話した。「ユン大統領支えた 与党側は」に対しては、大谷暁ソウル支局長は「キム・ムンス雇用労働相や国民の力の前代表のハン・ドンフン氏らの名前が上がっているが、きょうの決定を受けて立候補の動きが与党内でも急ピッチで進むとみられている」などと話した。
「現地の最新状況は」に対し、山香道隆記者は「被災地はミャンマー中部の広い地域にわたり今も瓦礫の中に取り残されている人たちがいる。自宅が倒壊し、路上やお寺などに避難し支援を待っている人たちも多くいる」などと話した。また軍が民主派の地域への物資を遮るケースもあるとのこと。
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- ヤンゴン(ミャンマー)国際連合
「タイの最新状況と見えてきた課題」に対して、金知英記者は「大型の建設用機械も使って懸命な捜索活動が続いており、今も70人以上が連絡が取れない中ここには連日行方不明になっている人の家族や同僚が駆けつけ捜索を見守ってきた」などと話した。
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- バンコク(タイ)
アメリカ・ABCのニュースを紹介。写真の背景のオバマ元大統領が写っていた。朝の散歩の途中、うっかりフレームに入ったという。母親が投稿すると、オバマ氏から「満開の桜を楽しめたことを願っているよ」などと返答があった。
アメリカ・ABCのニュースを紹介。アメリカ南部に住む固い意志を持つワンちゃん。気に入った木の枝を見つけると加えたまま家に行き、何があっても離さない。
ハンガリー がICC脱退を表明したことについて。イスラエルのネタニヤフ首相が首脳会談の為ハンガリーに到着した直後だった。ネタニヤフ首相にはICCから逮捕状が出ている。ICC加盟国は、逮捕状が出されている人物が域内にいた場合、身柄を拘束して裁判所に引き渡す義務を負う。ICC加盟国でも逮捕状が出ている人物を拘束せずに受け入れるケースはこれまでにもあったといい、直近ではウクライナ侵攻で逮捕状が出ていたプーチン大統領がモンゴルを訪問した際にも逮捕せずに歓迎式典で迎えた。オルバン首相がICCを脱退した理由について「国際刑事裁判所が政治的な裁判所になっていることだ」と説明した。トランプ政権は国連人権理事会やWHOからの離脱を表明しているが、このときの理由も反イスラエル的、実質的に中国寄りなどで、アルゼンチンも同様の理由でWHOからの離脱を表明した。
ヨーロッパではここ数年、移民に対して厳しい姿勢をとる極右や右派の政党が躍進している。ドイツでは連邦議会選で右派政党が躍進して第二党になった。フランスやオランダでも移民に排他的な動きが広がっている。ところがスペインでこうした動きに逆行するかのように移民を受け入れ経済の活力にしていこうとしている。スペイン・レオンにある建物の内装工事の現場で働いているのはアフリカ各地からきた従業員。この会社では従業員23人のうち20人が移民。社長のガブリエル・ランダズリさんは、大事なのは移民たちによく学んでもらうことだと話した。現在スペインは経済が好調。ユーロ圏のGDPの伸び率はフランスやドイツを大きく上回る3.2%を記録している。人口に占める移民の割合も増えている。スペインは去年秋、移民の受け入れ条件を緩和する政策を発表。スペイン研究機関のラファエル・ドメネックさんは「スペイン生まれの人達は減少している状況で移民に頼るしかない」などと説明した。NGOが運営するセンターは国内企業132社に移民190人を斡旋した。さらに職場でスムーズに活躍できるようご語学・技能サポートも行っている。カメルーン出身のブラディミル・ヤンバさんは、今では日常会話を自由にこなすまで上達した。支援センター責任者のドロレス・ケイロさんは「企業もセンターのことを理解していてここに来れば働き手がいることがわかっている」と語った。
向井麻里がパリから中継。これまでスペインへの移民は南米からの人が多く、言語や文化に共通点があって社会に馴染みやすかったというのが大きい、さらに好調な観光を支えるホテルや飲食業と言ったサービス業は労働力を必要としていて、専門家はこうした需要を移民が下支えしていると指摘していた。実際に市民からも肯定的な声が多く聞かれたという。移民に期待する一方で、移民が増え続けることへの不安や反対の声も上がっている。
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- パリ(フランス)マドリード(スペイン)
欧州各国の極右・右派政党が集まったイベントで、極右政党「ボックス」のアバスカル党首が挨拶した。ボックスは、政府への不満を持つ人々を取り込んで支持を伸ばしている。
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- サンティアゴ・アバスカルボックス
スペイン領カナリア諸島は、アフリカからの移民が過去最高となった。
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- カナリア諸島(スペイン)パリ(フランス)
映画監督のポン・ジュノさんが来日し、NHKのインタビューに応じた。アメリカのアカデミー賞で外国語の映画として初めて作品賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」の監督を務め、韓国の厳しい“格差社会”を描いた。平凡な家庭で育った自分の経験したことがないことを描くのが創作者の使命だと語った。監督の最新作が3月28日に公開された「ミッキー17」。舞台は2054年に近未来。主人公ミッキーは借金の取り立てに追われる若い男性。辛い日々から逃げ出すために遠い惑星で使い捨て労働者となった。未知のウイルスの影響を自分の体で試す過酷な仕事だった。ミッキーは死んでしまうが、未来の技術“人体プリンティング”で生き返り、死ぬことが仕事になった。舞台は未来だが、現実社会を連想させる“搾取の構造”が描かれる。監督は映画のテーマを「人間性は変わらない」と語った。
きょう中国財政省は“アメリカからの全ての輸入品に対し、34%の追加関税を課す”と発表した。トランプ政権が「相互関税」として中国からの輸入品に34%の関税を課すとしたことへの対抗措置。アメリカの措置発動と同じ日本時間10日午後1時1分から実施するとしている。中国政府は2月と先月にもトランプ政権による追加関税の措置への対抗措置に踏み切っていて米中による貿易摩擦が激しさを増している。
ダウ平均株価が4万ドル割れとなった。
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- ダウ・ジョーンズ工業株価平均
国際報道の来週の特集予定を紹介。
エンディング映像。
「所さん!事件ですよ」の番組宣伝。