きょうの外国為替市場で円高ドル安が一段と進み、約2か月半ぶりに1ドル151円台の後半をつけた。市場では、米国の中央銀行にあたるFRBが9月に利下げを行うとの見方が出る一方で、日銀が来週利上げに踏み切るとの観測が浮上。このため日本と米国の金利差が縮まることを意識した円買いが強まっている。市場関係者は、「今夜発表される米国のGDP(国内総生産)の結果の受け止めによっては、さらに円高が進む可能性がある」と話している。
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