国の経済力を示すGDP=国内総生産が発表され、年率換算で2.8%のプラス成長となった。去年10月から12月の国内総生産=GDPの成長率は物価変動の影響を除いた実質で前の3か月と比べて0.7%増加した。3期連続のプラス成長で年率換算では2.8%のプラスとなる。半導体製造装置など企業の設備投資が伸びたことや海外旅行客による消費が好調だった。一方、個人消費は小幅なプラスにとどまった。家電や宿泊は好調だったが、米や野菜など身近な食料品の物価高が消費の足を引っ張った。また去年1年間の国内総生産の実額はおよそ609兆円で初めて600兆円を超えた。