台風5号はあす東北地方の上陸する見込み。気象庁は連休やお盆の移動について柔軟に判断してほしいとしている。気象庁大気海洋部・立原秀一主任予報官は「移動の多い時期だが、必要に応じて柔軟な判断、対応をお願いしたい」と述べた。台風5号はあす東北地方に上陸するおそれがあり、北日本〜東日本にかけて土砂災害や河川の増水氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけている。24時間雨量は、岩手県や宮城県であす正午までに300ミリと平年の8月1か月分の降水量を超える大雨となるおそれがかあるほか、先月記録的な大雨に見舞われた山形県や秋田県でも大雨となる見込み。気象庁と国交省は非常に高い危機感を持っているとして、計画運休や通行規制を念頭に連休やお盆の移動は柔軟な対応をしてほしいとしている。航空各社は、あす東北地方の空港を発着する便を中心に欠航の可能性があるとして最新の運航状況を確認するよう呼びかけている。