経営が厳しい地方の鉄道事業者に向けて開発された列車の制御システム。導入試験が伊豆箱根鉄道で行われている。現在は線路上のセンサーなどで列車の位置を把握し信号機で伝えていたが、設備の維持コストや夜間の保守点検に作業員を確保することが課題だった。国土交通省は民間に委託する形で無線通信を使うシステムを開発、駅と車両との間を通信で結んで列車の正確な位置を特定する。これにより、従来の信号機が不要となり、年間の設備維持費を半分程度削減する見込み。伊豆箱根鉄道では2031年度の導入を想定している。
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