今年5年に1度の約100年後までの給付を見通す公的年金の財政検証が行われていて、この中で国民年金の納付期間を現在の40年間から45年間に延長した場合の試算案が浮上している。かりに国民年金の納付期間を5年間延長した場合、今年度の保険料で試算すると納付額は約100万円増えることになる。一方受取金額については現行の月6万8000円より増える計算となる。背景には物価高の影響で月の年金受給額を増やす必要があり、財政的に少子高齢化を懸念していることもある。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.