去年1年間に使われた政党交付金の総額は269億円で、前の年から73億円減った。総務省は政党交付金の支出が増える傾向にある大型の国政選挙がなかったためとしている。自民党が116億8900万円、立憲民主党が68億4700万円、日本維新の会が36億2200万円、公明党が27億5100万円、国民民主党が10億5100万円、れいわ新選組が5億500万円、社民党が2億2800万円、参政党が1億900万円、今のみんなでつくる党が5900万円。共産党は政党交付金の制度に反対して交付を受けていない。政党交付金はその年に使い切らない場合に基金として積み立てることが認められていて、支出が減った結果、各党の基金残高の総額は前の年より46億円増えて302億円。