一昨日、誕生した第2次石破政権。喫緊の課題の一つが物価高騰対策。与党は低所得世帯への給付金支給や電気、ガス代の補助金再開などの経済対策を月内に取りまとめる方針。その協議に新たに加わったのが「103万円の壁の引き下げ」を訴え衆議院選挙で大きく議席を伸ばした国民民主党。昨日始まった3党による協議。攻勢に出たのは国民民主党。「年収の壁」対策を反映することに加え最低賃金の引き上げなど手取りを増やすための賃上げ支援策を追加で盛り込むよう求めた。一方、与党の国民民主党の足並みの乱れが指摘されるのは高騰が続くガソリン価格への対策。ガソリン補助金を段階的に縮小する方針の政府に対し国民民主党・玉木雄一郎代表は「代替措置もないのに段階的に縮小するということだけであれば全く受け入れられません」とコメント。