渋谷区と港区を舞台にした東京7区では6人の候補者が熾烈な争いを繰り広げている。渋谷区の広尾商店街で有権者らと握手を交わすのは、参議院議員を3期務め環境大臣などを歴任した自民党の丸川珠代候補。前回の衆院選では参議院からくら替え出馬したが政治資金の不記載が発覚、トップに3万票以上の差をつけられ落選した。約1年3か月ぶりの選挙戦でうったえるのは社会保険料負担抑制や医療・財政の改革を進めたいと語った。そんな丸川候補が東京五輪・パラ担当大臣時代官僚として支えていたというのが、連立を酌む日本維新の会の渡辺泰之候補。前回出馬した埼玉4区から東京7区に移り、元上司と部下の直接対決に臨む。企業・団体献金の全面廃止を訴えるほか、総務省に努めていた際に高市首相の元部下だったこともアピール。3期目を目指す中道改革連合の松尾明弘候補は、前回の衆院選では立憲民主党から立候補し2位に約3万票の差をつけ勝利したものの今回は新党からの出馬。立憲と書かれた票は無効の見通しで、中道のちメイドをどこまで広められるかもカギとなる。選挙戦では物価高対策を訴える。去年の参議院で躍進した参政党からはこの選挙区で最年少の29歳石川友梨香候補。教育や子育て支援など若い世代を意識した内容で支持を訴えた。国民民主党からは東京都議会議員を2期務め国政進出を目指す入江伸子候補。党が掲げる消費税率一律5%への減税については有権者から、簡単に食料品だけ税金ゼロと言われても困るとの声も。また社会保険料を下げて欲しいという要望がすごく多かったのでそれを国政できちんとやっていきたいと語った。去年の参議院選挙で初めて議席を獲得したチームみらいからは元IT会社役員で党の政調会長を務める峰島侑也候補。衆院選で初の議席獲得を目指す。国政政党の中でチームみらいは唯一消費税減税に反対の立場を示している。投開票日は5日後の2月8日。
