ペダルのない子供向け二輪車キックバイクの事故が相次いでいる。ペダルがなく地面を蹴って進むキックバイク。国民生活センターによると直近のおよそ6年間で走行中の事故が101件報告された。その半数は坂道で発生し事故を検証したところ10度の坂道で10m走行した際キックバイクが一般の自転車とほぼ同じ速さに達し転倒して頭部が路面に打ち付けられるケースもあった。また、車の運転中キックバイクの走行を見落とし事故につながることもある。国民生活センターは坂道など使用禁止の場所や車の近くでは乗らない他ヘルメットの装着や保護者の立ち合いなど注意を呼び掛けている。