ドジャース・大谷選手の背中を追って、大きな決断をした高校生がいる。森井翔太郎選手17歳。現在大リーグで活躍する日本選手はいずれも日本のプロ野球を経て、米国に渡っているが、森井選手は高校からプロ野球を経験せず、大リーグを目指すという異例の挑戦をしようとしている。桐朋高校3年生・森井翔太郎選手。投げては最速153キロの速球。打っては高校通算45本のホームラン。二刀流の逸材として、米国でも紹介されるほど、大きな注目を集めている。先月にはみずから現地に足を運び、大リーグ昇格を目指して身を置くマイナーリーグの環境も視察した森井選手は、日本のプロ野球や大学からの誘いもあったが、それらを断って米国に挑戦しようとしている。森井選手は「最終目標がメジャーリーガーで超一流になること。早いうちに肌で体感した方がそこに近づけるんじゃないかと思った」と語った。
森井翔太郎選手が通う東京・国立市・桐朋高校は、毎年、多くの難関大学合格者を輩出する進学校。勉強と部活の両立のため練習時間は1日僅か2時間半ほど。メニューも部員自身が考えて決めている。毎日欠かさないのは、みずから考案した独自トレーニングがヨガ。投打の二刀流を目指すうえで必要な、しなやかな動きが身につくという。高校で大切にしてきた、みずから答えを見つけ出す姿勢は、マイナーから大リーグに勝ち上がる厳しい挑戦にも生きると考えている。森井選手は「自分で考えて、課題を見つけて、克服するのは、この3年間ですごく学んだ」と語った。いつかは大谷選手のように二刀流で大リーグの舞台へ。そのために米国で一からはい上がっていく覚悟。森井選手は「簡単な道ではないと思う。前例がないことはそれだけ難しいことだと思うが、悔いがないくらい練習していきたいと思っている。メジャーリーガーで超一流の選手になれるよう頑張っていきたい」と語った。森井選手はすでに米国の複数の球団と話し合いを重ねていて、今後どの球団と契約するのか決めていくという。
森井翔太郎選手が通う東京・国立市・桐朋高校は、毎年、多くの難関大学合格者を輩出する進学校。勉強と部活の両立のため練習時間は1日僅か2時間半ほど。メニューも部員自身が考えて決めている。毎日欠かさないのは、みずから考案した独自トレーニングがヨガ。投打の二刀流を目指すうえで必要な、しなやかな動きが身につくという。高校で大切にしてきた、みずから答えを見つけ出す姿勢は、マイナーから大リーグに勝ち上がる厳しい挑戦にも生きると考えている。森井選手は「自分で考えて、課題を見つけて、克服するのは、この3年間ですごく学んだ」と語った。いつかは大谷選手のように二刀流で大リーグの舞台へ。そのために米国で一からはい上がっていく覚悟。森井選手は「簡単な道ではないと思う。前例がないことはそれだけ難しいことだと思うが、悔いがないくらい練習していきたいと思っている。メジャーリーガーで超一流の選手になれるよう頑張っていきたい」と語った。森井選手はすでに米国の複数の球団と話し合いを重ねていて、今後どの球団と契約するのか決めていくという。