太古の人たちは大海原をどう乗り越えたか。2019年に旧石器時代の航海を再現する実証実験を行った。実験に使ったのは杉の丸木舟。この時代、日本では世界的に珍しい石器、刃の部分だけを磨いて鋭くした石のオノが使われていて、簡単に丸太を加工できることができた。実証実験の出発地は台湾から100km先にある与那国島。地図やコンパスを使わず、当時の道具だけで挑んだ。
航海の第一の試練は黒潮だった。台湾から与那国島へ最短ルートを通ると黒潮に流されて北に向かってしまう。船の進路を大きく南に変えて進むと与那国島にたどり着けることがわかった。旧石器時代の人たちも黒潮の存在を知っていたと考えられる。第二の試練は島へ向かう目印がなくなり、方向がわからなくなること。出発から約40時間後に与那国島に到着。船は人の力だけで海を渡った。
航海の第一の試練は黒潮だった。台湾から与那国島へ最短ルートを通ると黒潮に流されて北に向かってしまう。船の進路を大きく南に変えて進むと与那国島にたどり着けることがわかった。旧石器時代の人たちも黒潮の存在を知っていたと考えられる。第二の試練は島へ向かう目印がなくなり、方向がわからなくなること。出発から約40時間後に与那国島に到着。船は人の力だけで海を渡った。
