双日創建・吉崎さんはCOP29の注目点について「アメリカが来年になると抜けてしまうというのが誰の目に見ても明らかで、途上国向けの支援をどうやって積むのかなどもなかなか元気が出てこないというのも仕方ない。そこで2つ考えられるのは、各国来年の2月には2035年に向けての削減目標を出さないといけないんだけど、『真面目にやってられるか』という話が出てくるというのが1つ、もう1つはCO2を大量に出している途上国として中国にもっと(資金を)出してよと言っているが、中国は嫌だと言っている。中国が『出す』と言った時に本当に良いのか。そうなると来年以降も脱炭素の議論が中国主導になってしまうことも考えられるので、本当に難しい局面に来ていると感じる」と話した。