このAIで炎上リスクをチェックする機能だが、現在は法人向けの限定的な機能だが、ことし中にどのユーザーでも使える機能としてリリースを予定しているそう。こうした炎上対策をビジネスとして提供する企業が増えている。例えばリスクに詳しい専門家がSNSの発信を代行する企業やSNSに投稿された炎上につながりそうなコメントをAIで検知して早い段階で削除するサービスを提供する企業も出てきている。ネットの炎上について詳しい国際大学の山口真一准教授だが、「AIでリスクをチェックする方法は効果が期待できる」としたうえで、このように話している。「AIは過去の事例を分析してリスクを判断するため新しい価値観による炎上への対応はまだ難しい部分がある。AIをサポートとして使いながら人も発信する内容にリスクがないか、投稿する前に読み返す癖をつけることが重要だ」と指摘している。