あす3月8日の国際女性デーを前に、育児などで仕事を離れた女性がどうすればキャリアを再び築くことができるかを語り合う催しが東京都内で開かれた。この催しは専業主婦を経験したあと、パートを経て管理職になった薄井シンシアさんが開き、約40人の女性が集まった。この中で子育てで一時キャリアを断絶した経験を持つ女性らによる対談が行われた。「離職しているときに無理に資格の取得にこだわる必要はなく、目の前にあるチャンスを大切にすることが重要だと思う」といった意見や「50代からでも経験を生かして活躍できるので今、子育て中の人も焦らないでほしい」といった意見が出された。薄井さんは「離職機関があっても再就職だけでなく、キャリアと年収アップができると社会に見せたい」と語った。