本格焼酎の新酒の鑑評会が鹿児島市で開かれた。芋焼酎の新酒が出そろう時期に県酒造組合が開いていて、82の蔵から162の銘柄の芋焼酎が出品された。県工業技術センターなど7人が審査員となり銘柄が特定できないよう番号だけが書かれた容器に香りをかいだり味を確かめたりしていた。酒造組合によると、今回はサツマイモ基腐病の影響が少なく安定した出品につながったとのこと。日本の伝統的な酒造りは先月、ユネスコの無形文化遺産に登録され、輸出量の拡大に期待される。あすは黒糖や米の焼酎の審査があり、来月14日に結果発表される。