イッカク猟に密着した。イッカクは現地の人にとっては貴重なビタミン源である。しかし狩猟が難しいと言われている。国連は地球温暖化がイッカクに深刻な影響を与えていると警鐘を鳴らしている。温暖化で海氷が解け逃げ場所を失いホッキョクグマなど天敵に狙われやすくなるという。出港から120時間イッカクが発見されモリを突き刺したが逃げられた。北海道大学のチームはイッカクを捕獲していた。現地の人たちにとってイッカクの干し肉は保存食としても貴重な食材だという。しかしイッカクは今後食べることができなくなるかもしれないという。温暖化の影響で北極域に住む魚の種類が変わりつつある。北極域に生息する魚は海を汚染する水銀などを体内に取り込んでいてこうした魚をイッカクが食べさらにイッカクを人が食べることで人体にも影響が出る恐れがあるという。汚染物質が微量であっても食物連鎖の上にいくほど汚染物質の濃度が高まっていく生物濃縮も起きやすくなる。
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