- 出演者
- 山内泉
オープニング映像。
秋の米国大統領選挙に向けた初のテレビ討論会を受けて、有力紙ニューヨークタイムズは、再選を目指すバイデン大統領の不安定さを指摘し、選挙戦から撤退するよう求める社説を掲載した。テレビ討論会では声がかすれ、数秒間ことばに詰まる場面があったほか、トランプ氏による批判に切り返せない場面が目立ち、与党・民主党の一部からもバイデン氏を党の候補者に指名することを疑問視する声が出ていると伝えられている。ニューヨークタイムズ電子版(28日付)の社説では「この時期になって新しい民主党の候補者を立てることは容易ではない」としながらも、「トランプ氏の危険性、バイデン氏の不安定さを鑑みれば、米国は共和党候補に対抗できる、より強力な人物を必要としている」などと指摘している。民主党支持層の読者を多く抱えるニューヨークタイムズが社説で撤退を求めたことで、バイデン氏への撤退圧力が強まるきっかけとなるのか関心を集めている。
ロシアと北朝鮮が新たな条約に署名し軍事的な協力を強めていることをめぐり、国連の安全保障理事会で緊急会合が開かれ、安保理決議に違反する軍事協力はあってはならないと懸念を示す意見が相次いだ。緊急会合は日本や米国などの要請で開かれ、各国から懸念が相次いだ。日本の山崎国連大使は「北朝鮮が安保理決議に違反して弾道ミサイルをロシアに輸出し、そのミサイルをロシアがウクライナで使っていることを強く非難する」と述べた。これに対して、ロシアのネベンジャ国連大使は「北朝鮮のミサイルをロシアがウクライナで使ったという臆測は真実ではない」と主張した。そして北朝鮮との条約については「前例のない緊張の高まりを背景に北東アジアの安定を目的としている」と主張し、「地域の緊張を高めているのは米国だ」と非難した。北朝鮮のキムソン国連大使も米国を非難し、「我々とロシアに対する軍事侵攻の意思がなければ両国関係の発展を懸念する理由がない」と反発した。
物価高騰の中、夏休みは生活費や食費などの家計の負担が増えるとして、困窮する子育て家庭の支援などを行うNPO法人が、国に対し、現金給付や体験格差を埋めるための支援を訴えた。NPO法人「キッズドア」が行った困窮する子育て家庭へのアンケート調査で、物価の高騰が続く中、家計を去年と比較すると「とても厳しくなった」との回答が77%、「やや厳しくなった」が21%と、98%の家庭が家計の悪化を実感している結果になった。また夏休みについて「なくてよい」との回答が13%、「今より短い方がよい」が47%となり、子どもが家にいることで生活費がかかる、子どもの昼食を準備する手間や時間がかかる、夏休みの特別な体験をさせる経済的な余裕がない、といった理由が上位を占めた。結果を踏まえNPOでは国に対し、夏休みに向けて困窮家庭に十分な食事をするために現金給付を行うことや、体験格差を埋めるための支援などを求める緊急提言を提出するとしている。NPO法人キッズドアの渡辺由美子理事長は、ぜひ現金給付を早急にやってほしいなどと述べた。
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市でタチアオイの花が見ごろを迎えている。輪島市門前町の高根尾地区では、地元の人たちが20年ほど前から水田沿いでタチアオイを育てていて、いま見ごろを迎えている。去年までは約3000株を植えていたが住民が仮設住宅などに移った影響で管理が難しくなり、今年は約1500株に半減したという。一方で近くの住宅が倒壊し、今年は植えていない場所からも、がれきを突き破るようにして茎を伸ばし花をつけたものもあった。輪島市門前町・高根尾地区・中橋政久区長は、がれきの中から顔を出して咲き誇っている花を見ると、タチアオイに負けずに地域復興に1日にも早く取り組んでいければ、と語った。
サンフランシスコで行われたドジャースvsジャイアンツの試合、ドジャース・大谷翔平がジャイアンツ戦に1番指名打者で先発出場している。大谷は3回の第二打席までノーヒット。
エンディングの挨拶。