昨夜北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射した事を受け、岸田総理は「断じて容認できない」などと述べた上で、弾道ミサイルの発射は国連の安保理決議違反だと非難するとともに、北朝鮮に抗議したことを明らかにした。また今回のミサイル発射を受け、日米韓は政府高官による電話協議を行い、3か国で緊密に連携する方針を確認した。一方北朝鮮の朝鮮中央通信などは、昨夜行ったとみられる弾道ミサイル発射の様子を公開した。米韓合同軍事演習の一環として行われた、アメリカ軍の戦略爆撃機による訓練を「深刻な脅威」だと指摘し、韓国軍の拠点や飛行場を想定した「戦術核打撃訓練」として弾道ミサイル2発を発射したとしている。また金正恩総書記が29日に軍曹参謀本部の訓練指揮所を訪れ、全軍指揮訓練を視察したと伝えた。この訓練は敵の奇襲・侵攻を撃退し、全面的な反撃に移って韓国全領土を占領することが総合的な目標としているという。
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