黒海からのウクライナ産穀物の輸出再開をめぐり、ロシア南部のソチで、プーチン大統領と、仲介役を務めるトルコのエルドアン大統領が会談をした。会談では、黒海からウクライナ産の穀物の輸出再開などが議論され、ロシア大統領府によると、プーチン大統領は、国連と合意したロシアからの農産物輸出の合意を履行され次第、直ちにウクライナ産の穀物合意に復帰するとこれまでの主張を繰り返した。一方、エルドアン大統領は、穀物合意の代替案を模索したが、ロシアの同意は得られなかったという。エルドアン大統領は、問題解決に向け、「国連と改めて協議する」に述べるに留まった。焦点だった黒海からのウクライナ産穀物の輸出再開に向けた道筋は、進展が見られなかった。
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