ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、ウクライナは深刻な人手不足に直面している。ウクライナから国外に避難した人は約678万人。国内でも大勢の男性が軍に動員されている。そのため女性たちが動き出した。首都キーウで行われた講習会、参加者は全員女性。不足するトラック運転手を育成するため、ウクライナ政府がことしから始めた。参加する女性たちの多くは“国を守りたい”と語る。ウクライナではロシアによる攻撃で空輸できず、そのためトラックなどの陸上輸送に頼らざるを得ない。侵攻が深刻化する中、大勢が国外に避難し、多くの男性も軍に動員され、トラック運転手の人手不足が深刻。国も危機感を募らせている。こうした事態にトラック運転手を目指す女性も出てきている。ある女性はNGOなどが主催する運転の教習を受けている。兵士の夫は戦闘でケガを負った。身近な人が国のために戦うのを見て金融業界を辞め運転手を目指すことに。女性は国を支えるためには1人1人ができることをやる以外に選択肢はないと決意を固めている。
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