グローバリズムを否定するかのような数々の発言、国連総会で1時間近く演説したトランプ大統領。会場に向かう途中エ、スカレーターが停止したトラブルを皮肉混じりに話す場面もあった。一方で自身の国アメリカを“黄金時代だ”と称賛した。さらに、トランプ大統領が終わらせたと主張する“7つの戦争”について、米国務省はSNSに画像を投稿し7つの事例を挙げて成果だと誇示した。しかし米ニューヨーク・タイムズは、挙げられた中には異議がとなえられていたり、不明瞭だったりする事例もあると伝えている。そして、トランプ大統領が意欲を示しているのが、ウクライナ侵攻の早期終結。トランプ大統領は国連総会に合わせて、ゼレンスキー大統領と個別に会談した。会談後には自らのSNSで、“ウクライナはヨーロッパの支援があれば、ロシアに占領された領土を奪還できる”という見方を示した。これまで、ロシアが占領している領土の割譲に言及するなど、ロシア寄りともとれる姿勢を示していただけに、米メディアはトランプ大統領はウクライナ侵攻への見方を転換させた可能性があると伝えている。
一方で、ガザ情勢を巡っては戦闘終結の道筋は見えておらず犠牲者は増え続けている。国連総会では、中東の国々からイスラエルへの非難が相次いだ。トルコのエルドアン大統領は、やせ細った幼い子どもの写真を掲げ、ガザ地区ではこの瞬間もイスラエルが住民を殺害していると訴えた。さらに、フランスやイギリスなどG7主要7カ国を含む150か国以上が、パレスチナを国家として承認している。石破首相も演説で、イスラエルが「2国家解決」への道を閉ざすさらなる行動をとる場合、承認する可能性を示唆した。国連総会では、26日にイスラエルのネタニヤフ首相が演説する予定でその発言も注目されている。
一方で、ガザ情勢を巡っては戦闘終結の道筋は見えておらず犠牲者は増え続けている。国連総会では、中東の国々からイスラエルへの非難が相次いだ。トルコのエルドアン大統領は、やせ細った幼い子どもの写真を掲げ、ガザ地区ではこの瞬間もイスラエルが住民を殺害していると訴えた。さらに、フランスやイギリスなどG7主要7カ国を含む150か国以上が、パレスチナを国家として承認している。石破首相も演説で、イスラエルが「2国家解決」への道を閉ざすさらなる行動をとる場合、承認する可能性を示唆した。国連総会では、26日にイスラエルのネタニヤフ首相が演説する予定でその発言も注目されている。
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