ガザ地区では先月10日にイスラエルとハマスの停戦合意が発効した後もイスラエル軍がハマス側の合意違反を主張、攻撃を繰り返している。3日、アラブ諸国は中東情勢外相会合をイスタンブールで開き、停戦や和平計画について協議した。トルコ・フィダン外相は「イスラエルは停戦を頻繁に破り、必要とされる水準の支援物資の搬入を妨げている」とイスラエルの停戦合意違反を非難し、国際安定化部隊について“各国は任務や権限の内容により参加するかどうかを決める”として、今後国連の安全保障理事会で協議し決定する必要があるという認識を示した。国際安定化部隊について、トルコやエジプトなどが参加を表明していると報じられているがイスラエルはトルコの参加を拒否する考えで部隊の派遣の実現は難航も予想される。アメリカのニュースサイト・アクシオスは3日国際安定化部隊について“米国政府が少なくとも2年間の活動期間を認めるよう求める決議案を安保理の複数の理事国に示した”と報じた。決議案は部隊の任務について民間人の保護、新たなパレスチナ警察の訓練、ガザ地区の非軍事化など、イスラム組織ハマスの武装解除が含まれる事を示す文言も盛り込まれているという。またアメリカ政府関係者は数週間以内に安保理での決議採択を目指し、来年1月までに最初の部隊をガザに派遣したい考えを明らかにしたという。シエラレオネ・カヌ国連大使は3日記者会見で“決議案を提出するいかなる国とも協力する用意がある”と述べ議論に前向きな姿勢を示している。
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