村上は今日の総括にホテル「パークハイアット」は思い出が多い。坂本龍一はよく部屋に遊びに来た。車寄せから、部屋まで、2回エレベーターに乗る。長い廊下があり、スペースを抜けてスタッフが極端に少ないフロントに着く。そのホテルに、12年間在籍し、セーするを統括した人が、魚屋になった。信じられない転職だ。だが梶山さんは、根性ではなく、合理性で勝負をした。「魚のことなんか何も知らんくせに」と言われながら売上を伸ばすころを片っ端からやっていった。極めようとしたのが「鮮度」思い返せば、ホテルも鮮度に充ちていた。とした。