政府は経済財政運営の基本となる骨太の方針の原案を公表し、デフレからの完全脱却に向け、賃上げを定着させると明記した。原案では、賃上げの流れを中小企業などでも実現し、最低賃金を早期に引き上げ、定額減税によって家計所得の伸びが物価上昇を上回る状況を作り出すとしている。また、国と地方の基礎的な財政収支「プライマリーバランス」については、「2025年度の黒字化が視野に入る状況」だとして、財政の健全化への姿勢を強調している。骨太の方針は、21日にも閣議決定される見通し。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.