埼玉県某所、依頼者は玄関の前で大型の動物と遭遇。母屋に隣接し現在は使用していない蔵に動物が出入りしているという。一階の屋根と外壁の間には大きな隙間があり、糞尿で天井が腐食し破損していた。天井裏にはアライグマがいた。体長約60cmで雑食性、1980年代にペットとして飼われていたものが逃げたり捨てられたりし野生化した。アライグマの捕獲数は都市部や住宅街で増加している。1月~3月に交尾し、4月~6月に出産。糞尿には細菌が含まれている可能性もある。天井裏にいるアライグマを追い立て下の部屋に逃げてきたところを捕獲した。駆除に成功。アライグマは体長約60cmのメスだった。