包丁の神・おいりさんは、辻調理師専門学校を卒業後刃物産地の堺で包丁屋さんに就職。現在は独立し、包丁コンシェルジュとして活動している。ステンレス包丁の研ぎに向いている剛研 新は400番から10000番まで種類があり、今回の包丁がある程度研げていることから真ん中の粗さの砥石を使用する。今回の包丁は両刃包丁となるので、片面15度ずつ研いで合計の角度を30度に仕上げる。かえりとは、包丁を研いだ面と逆の面の刃先に出るひっかかりのこと。かえりが研ぎ終わったという目安になる。おいりさんは、料理の味は包丁でも変えられることを伝えたいと話した。