2025年問題は団塊の世代の約800万人が75歳以上となることを指す。高齢者が高齢者を介護する老老介護を巡っては、2月に神奈川・相模原市で夫が妻の介護に疲れて殺害してしまうという事件があった。専門家の高野龍昭氏は介護する側が健康状態を崩して介護できないという状況も多くなってしまっていると言及した。詐欺被害に狙われやすいなどのリスクも有る中で、20年以上妻の介護を行ってきた86歳の男性は体力が落ちつつあると話す様子が見られ、いくつまで介護できるかは問題と話す様子を見せていた。一方で介護者が孤立しないためのつながりが大切と見られ、大阪では明るさの感じられる様子も見られた。