参院選東京選挙区は、7議席を巡って32人が立候補している。ソウル五輪で金メダルを獲得、初代スポーツ庁長官という実績をアピールする自民新人・鈴木大地氏。全国最多の候補者数となった東京選挙区を特徴づけるキーワードの1つが知名度。NHKで政治討論番組の司会などアナウンサーとして実績を積み重ねてきた国民民主新人・牛田茉友氏。音楽番組にも出演し、ボイスパーカッションでアカペラブームを牽引してきた奥村政佳氏は、保育士として働いた経験から業界の賃上げを訴える。同じ立憲民主党の現職で元タレントで都議も務めた実勢もある塩村文夏氏は、AV出演被害防止・救済法案の成立や不妊治療の保険適用に取り組む。もう1つのキーワードとされている保守票の動向が注目されている。