ウクライナでは爆撃などで足を失った人が約5000人いるという。義足を必要とする人が大幅に増加した一方作る人が国外に避難するなどし生産が追いついていない。インスタリムではデジタル技術で義足を製作している。スキャナーで足の形を読み取り義肢装具士が設計する。そのデータをもとに3Dプリンターでつくる。製作時間が早くコストが安くなることなどがメリットだという。これまでにインドなど約2700本届けられてきた。インスタリムCEOはウクライナを訪れ現地企業に技術を提供し協力を決めた。早ければ来年からウクライナでの製造・販売を目指している。