昭和60年6月6日、栃木県の北部の山あいにある旧栗山村で平家の里が開村した。旧栗山村にはこいのぼりを揚げない、鶏を飼わないなどの風習が伝えられており平家の落人が隠れ住んだ村といわれている。平家が滅亡した壇ノ浦の戦いからちょうど800年を迎えたのを記念し、わらぶき屋根の民家を建て落人の里の雰囲気を再現。地元の人たちが武者や白拍子にふんして練り歩く平家絵巻行列を始めた。旧栗山村は合併で日光市となったが平家絵巻行列は現在も引き継がれている。
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