アメリカ軍は、嘉手納基地で繰り返しているパラシュート降下訓練を、きょう再び行う計画。この訓練は、原則として伊江島で行うことになっていて、県は沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に対し「もはや常態化していると言わざるを得ない」などと抗議し、訓練を中止するよう求めた。米軍のパラシュート降下訓練は去年12月から5月・6月を除いて毎月実施されている。地元の沖縄市によると、沖縄防衛局から伊江島補助飛行場が大型輸送機の離着陸が難しい状況で、部隊の即応体制の維持のため実施すると連絡があったという。この訓練をめぐっては、沖縄市など地元の自治体も再三にわたり中止を求めていて、反発はいっそう強まるものとみられる。