きょう午前の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル159円90銭をつけた。米国で経済指標の内容などから高い金利水準が続くとの見方が広がり、円を売ってドルを買う動きが一層強まっている。円相場は4月29日に1ドル160円台に突入したが、その後政府日銀が円買い介入に踏み切ったと見られ、いったんは円高方向に動いたものの、円安基調は変わらず再び160円台に近づいている。鈴木財務大臣は「過度な変化というのは望ましくない。引き続き市場の動向をしっかり見て、必要に応じて適切な対応を取っていきたい」と述べた。
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