政府・日銀が昨夜、3兆円規模の円買い介入に踏み切った可能性があることがわかった。円相場では、日本時間きのう午後9時半の米国消費者物価指数発表のあと、円買いドル売りの動きが強まった。円相場は40分ほどで157円台前半まで4円以上円高が進み、市場介入が行われたのではないかとの見方が出ていた。こうした中、政府・日銀が3兆円規模の円買い介入を実施した可能性があることが明らかになった。日銀が先ほど公表した来週16日の当座預金残高見通しで、為替介入が反映される「財政等要因」と市場の事前予想との差額から、3兆円規模で介入が実施されたとの推測が広がっている。