ノーベル化学賞を受賞した京都大学の北川進氏は今回の受賞に苦労してきた仲間に名誉ある賞をシェアしたいと感じたというがチーム一丸となってこうした結果につながったと答えた。さらに大事にしていたことは中国の荘子の教えの無用の用。この言葉を大事にしていたという。また多孔性材料については人工的に新しく機能を持った多孔性材料で、工場の排ガスのCO2を吸収したり、燃料ガスの貯蔵・輸送に活躍できるという。これを身の回りのものに使用できれば資源の取り合いなどがなくなると答えた。また生理学医学賞を受賞した坂口志文氏について聞かれると、研究は常識との戦いであり、それに対し実証してできることを示すことが大事だと答えた。また無理だと思われることにチャレンジすることが大切で、実現できたときは最高だと答えた。