- 出演者
- 鈴木悠 久保円華
オープニングの挨拶。
ノーベル化学賞に京都大学の北川進副学長が選ばれた。北川進副学長は会見で「今までやってきたことが報われた」と語った。副学長の快挙に京大の学生からは喜びの声が上がった。
自民・高市総裁は野党へ挨拶回りを行った。高市総裁の今後の関門となるのは総理指名選挙であり、公明党との連立協議も合意に至らず、公明党関係者は本気で連立離脱も含めて考えているとしている。
8日、立憲と国民民主の幹事長らが会談を行った。安住幹事長は総理指名選挙は主要野党で統一候補を立てる検討を求め、野田代表にこだわらず玉木代表も有力な候補だとした。去年、少数与党での総理指名選挙が行われ、野党が候補者一本化なら政権交代の可能性もあったがまとまっていなかった。候補者一本化の話を持ちかけられた国民民主党は政策実現を理由に否定的とした。
今年の8月15日に靖国神社を参拝した高市総裁。閣僚を務めた時期も含めて終戦の日や春・秋の例大祭に靖国神社を参拝していた。総裁就任直後には靖国神社参拝について、適時適切に判断していきたいとした。そして今月17日から始まる秋の例大祭には参拝を見送る方向で調整に入った。公明党の斉藤代表は靖国神社参拝に強い懸念を示した。また高市総裁は総理大臣に選出された場合トランプ大統領と首脳会談の予定。また今月末に韓国で行われるアジア太平洋経済協力会議へ出席など、重要なイベントが控えている。靖国参拝による外交への影響によるものとされる。
石破総理は戦後80年の節目の見解発表に向け北岡伸一東大名誉教授と意見交換を行った。これまで石破総理は軍部の独走を許した歴史を文民統制の観点から検証する考えを示してきたが、複数に政府関係者によると必ず負けるとの調査研究があったのになぜ戦争に突き進んだのか検証し、平和を求めるために何が必要化メッセージを発信する方針としている。
都内のステーキ店で、一番人気は「熟成牛タンのステーキ」。現在はオーストラリア産の牛肉を使用しているが、仕入れ値は5年前の2倍になっているという。要因は円安。そして、ここにきて再び急速な円安が進行。8日、円相場は一時1ドル152円台後半を付けた。要因の1つが、自民党の新総裁高市氏の政策。物価高対策で積極的な財政出動を行うとの見方から、財政悪化の警戒感が拡大。円を売ってドルを買う動きが強まり、総裁選前からは約5円円安に進行した。専門家は、円安がさらなる物価高を招くと指摘する。
仕事帰りの客で賑わうピザ店では、ピザ生地は去年より1枚あたり20円、生ハムやチーズも値上がりに。さらに仕入れ先から届いた来月の価格改定の案内。値上げ幅はピザ生地で225円、チーズは250円超え。それでも今の価格を維持するため、アルバイトの人数を3人から2人に削減することで対応するという。帝国データバンクによると、今年の4~9月までで物価高による倒産は488件と過去最多を更新。個人経営のクリーニング店では、ドライクリーニングに必要な石油系の溶剤はこの5年間でほぼ倍に値上がり。コストが上昇した分、価格に転嫁したいところだが値上げすると来店数がさらに減る悪循環となるため難しいという。さらに、リモートワークや長引く猛暑の影響で、クリーニングが必要なスーツやYシャツを着る人が減ったという。「物価高」「節約志向」「カジュアル化」の三重苦、クリーニング業界では今後、“あきらめ倒産”に追い込まれる企業が増える可能性があると分析されている。
佳子さまが滋賀県で行われていた国民スポーツ大会の閉会式に出席し、琵琶湖カラーの青で出席した。青いワンピースにブルーの髪飾りにイヤリング。午前10時半ころに会場に到着し、出迎えた大会関係者らに笑顔で挨拶した。佳子さまは天皇杯と皇后杯を代表選手に受け渡し、選手たちの健闘を称えられた。その後は滋賀県立伊吹高等学校に足を運び、生徒たちの書堂パフォーマンスをご覧になり、生徒たちと交流した。
日産は、電気自動車の新型モデルを発表。3代目となるリーフを17日から国内で販売。特徴は航続距離。1回の充電で700キロ以上の走行。従来より4割伸びた。充電時間も大幅に短縮。15分の充電で250キロ走行。補助金が適用されれば約350万円~購入可能。日産にとってリーフは特別な車。世界初の量産型のEVで世界をあっと言わせた。ただ時代を先取りしすぎたのか、充電インフラは追いつかず、航続距離も不十分だった。その間に急拡大したのがテスラ。EVに特化した画期的な製造方法と先進技術で王者に上り詰めた。日本でもEVが徐々に普及してきた今、ライバルも本気。先月には、ホンダが軽のEVを投入。スズキもコンパクトEVで市場に参入すると発表。来年にはBYDが軽EVを日本市場に投入予定。日産は、巨額の最終赤字で7つの工場を閉鎖し、2万人を削減するリストラ策を発表。リーフは社運をかけた1台。
坂口志文さんと共に今年のノーベル生理学・医学賞に選ばれたものの、連絡がつかなかったアメリカの研究者がついに受賞について知ることになった。フレッド・ラムズデルさんは発表当時、ハイキングに出かけていて携帯電話を機内モードにしていたため、ノーベル委員会は受賞を伝えられなかった。発表から半日近く経過し電波が入る町に到着すると、妻の電話が鳴りやまなかったという。ノーベル委員会側が接触できたのは最初に連絡を取ろうとしてから20時間後だったという。