岐阜・多治見市で加納芳喜さんと出会った。一般的にタイルは釜で焼いて作る際に化学燃料を使い二酸化炭素を排出する。そこで開発したのが焼かないタイル「テラウェル」。水酸化カルシウム・天然鉱石・粘土などを混ぜた原料をプレス機で成形し、3日間かけ二酸化炭素を吸収しながら固める。さらにテラウェルが入った袋に約99%の二酸化炭素を入れるとタイルが二酸化炭素を吸収。2年前からこの工場で作るのは焼かないタイルのみ。製造時に二酸化炭素を排出していたタイルが二酸化炭素を吸収するものになった。
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