大阪・関西万博は今日初めての平日を迎えた。大阪府内の小中学校計10校が無料招待された。大勢の人で賑わう会場だが早速課題も見えてきた。開幕日の昨日の来場者は約14万1000人で、大勢が殺到した東側の入場ゲートでは午前9時半ごろから約5時間の通信障害が発生、入場用の2次元コードの表示にトラブルが。これを受けて博覧会協会は、東側入場ゲート付近には新たにWi-Fiを設置、2次元コードの事前印刷や画像保存を呼びかけている。トラブルはトイレでも。会場内のデザイナーズトイレは入り口と出口が異なる構造で利用者の出入りがランプで表示されるものだが、一部で不具合があり使用禁止に。海外パビリオンのインドやネパールなど5か国は依然として開館のめどが立っていない。博覧会協会の石毛博行事務総長は、大きな課題があるわけではない、小さい改善とかしっかりやっていく必要があると話した。