デパートといえば紙袋。伊勢丹の紙袋は1958年頃から使われているタータン柄は、当時伊勢丹で販売してい他スカートのタータン柄の人気がきっかけで採用されたという。三越の旧デザインの紙袋の正面に書かれた文字はやなせたかしさんによるものだということ。高島屋のデザインには「バラのように多くの人から愛されるデパートに」という想いが込められている。山田さんは「贈る気持ちを大切にする日本的な贈答文化。もらう側も嬉しいし、贈る側も相手が喜ぶ姿を期待してデパ地下に足を運んでくれる好循環が生まれる」、福永さんは「特に若い方お中元などの時に熨斗をどうすればいいかわからないと思うが、百貨店に行くと全部こたえてくれる。そこが百貨店の信頼につながっている」などと話した。