今回見学する工場では体組成計を製造している。体に微弱な電気を流すことで測定する。筋肉は水分が多く電気を通しやすいが、脂肪は水分が少なく電気を通しにくい性質を利用する。電気の流れにくさの数値を測定し、独自の統計を基にした計算式に当てはめることで筋肉や脂肪の量を導き出す。昔の体重計は「バネ」を使って測定していたが、現在は「ロードセル」というセンサーで計量する。体組成計の前身となる体脂肪計が発売されたのは1992年。乗るだけで体脂肪が測れるのは世界初だった。
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