大分県は唐揚げ専門店発祥の地とも言われており、中でも豊後高田市移住者激推しの店は「からあげ壱気」。元々大阪に住んでいた土居慶一郎さんが弟子入りし、2代目として継いだというこの店は、多い時には400人分の唐揚げが売れるという。オススメは「骨なしミックス」や「うまたれ手羽先」など。また、大分県は温泉の源泉数・湧出量日本一を誇り、豊後高田市からなら別府や湯布院に車で1時間ほどでアクセスできるのも移住ポイントだという。土居さん夫婦が移住をすると、妻の両親・夫の両親・姉も引っ越してきて4世帯移住になったという。また、豊後高田市のシンボルとなっている「新町通り商店街」は、2001年の町おこしの政策で昭和30年代の商店街を再現した町並みとなっており、年間最高約40万人が訪れる観光スポットとなっている。商店街内にある「大寅屋食堂」は、1928年に創業し、40年以上値上げをしていないという。豊後高田市は、地域経済発展のため、移住者に店舗兼住宅を格安で紹介しているほか、妊娠から出産1ヶ月後まで医療費が無料となるなどの子育て支援も充実している。また、新規就農者への支援も手厚く、豊後高田市がテニスコート35面分の農地を200万円で紹介している。