日経平均株価が1年1カ月ぶりに史上最高値を更新した。野村證券・西執行役員は「関税の話がよりポジティブな方向に向かうであったりだとか、企業業績が改善に向かうとかが必要な要素としては考えられる」などと述べた。野村證券の幹部はリスク要因にトランプ大統領の発言やアメリカの景気の動向を挙げた。大和証券・萩野社長は「日本もやっと資本市場が活用されたダイナミックな成長が行われていく」などと述べ、日本は他国より株価上昇が遅れていたと指摘。日米の金利の動きを懸念材料とした。日経平均株価は5営業日で2500円近く上昇していて、市場には過熱感を警戒する声もある。
