木曜、午前11時半ごろ上野駅を出発した東北新幹線こまちと、はやぶさ。カメラの前を通り過ぎようとしたとき急ブレーキの音。盛岡で切り離される予定がはるか手前、西日暮里駅付近で分離してしまった。青森や秋田などを目指していた乗客はおよそ650人。緊急停止から3時間後、全員大宮駅で降ろされた。このトラブルで新幹線111本が運休、およそ15万2800人に影響が出た。東北新幹線では、去年9月にも同様の事故が起きている。このときは車両を分離する端子に金属片が触れ誤作動を起こしたことが原因とされていたが、今回はJR東日本新幹線総括本部・池田裕彦本部長は「今までにないような状態になっている」とコメント。JR東日本は、原因が分かるまで連結運転を取りやめるとした。そのためとても不便になる。山形に行く際は福島で乗り換え秋田に行く際は盛岡で乗り換えることになる。盛岡駅ではチケットの買い替えを余儀なくされた人たちが長い列を作った。JR東日本は今日夕方、連結運転を今月14日まで取りやめると発表。15日以降再開されるかは決まっていない。新幹線のトラブルは、ほかにも。去年1月、架線トラブルが発生し停電、乗客を線路沿いに降ろす事態となった。このとき新幹線のパンタグラフが損傷していたほか窓ガラスにひび割れも確認された。
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