物流を担うドライバー不足が深刻化する中国が推し進めているのが高速道路を活用した自動物流道路。2030年度半ばまでに東京ー大阪間の一部区間で無人化自動化した物流システムの構築を計画している。今日、その計画の実現に向け大規模な実証実験の一部が公開された。千葉県にある成田空港の敷地内。大量に積まれた荷物が自動で移動している。今日公開されたのが自動物流道路の実現へ向けた実証実験。スタートアップのキューバスが開発している荷物の自動輸送装置。使っているのは、リニアモーターの技術。機体の下には磁石が付いている。レール上にある黒い部分、リニアモーターに電気を流すことで電磁石となりその反発する力で前に進む仕組み。元々、物流倉庫向けの機器を開発していたキューバスは2030年度には配送ドライバーの数が2020年度と比較して18万人減少するという試算もあり将来の物流に対しては相当の危機感を持っている。国土交通省が主導で進む「自動物流道路計画」。24時間自動的に無人で荷物を搬送できる専用道路を2030年代半ばまでに東京ー大阪間に一部区間で構築することを目指している。その構築場所というのが高速道路。神奈川県伊勢原市の東名高速道路では中央分離帯に専用の道路をつくる検討が進んでいる。中央分離帯の他に、路肩や道路の地下部分などの活用も検討されている。今日の実証実験では別の企業がトンネル内でも装置が問題なく動くかの確認も行われていた通信が不安定な環境であってもいかに安全に走行できるかが課題となっている。現在、この自動物流道路の実証実験には大成建設やIHI、NTTドコモビジネスなど20以上の企業や団体が参加している。
