日本銀行では金融政策決定会合が行われ、まもなく結論が出されるという。マイナス金利解除などの金融正常化のため必要なのは、安定的な物価と賃金の好循環で、その鍵を握る賃上げについては、春闘に向け大企業を中心に去年を上回る賃上げや初任給アップの動きが広がり、出口に向けた環境は整いつつあるという。その一方で、中小企業の賃上げ動向や実質賃金は弱さを示す統計も出ている。元日には能登半島地震が発生しており、市場関係者の間で大きな政策修正はないとの見方が強まっている。
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